名古屋コーチン しゃちほこ 茶摘み
名古屋コーチンは、愛知産の在来種に
中国のバフコーチンを交配してその基礎の「海部種」が作られ、
さらに何度にも渡る改良の末、
今の名古屋コーチンが出来ました。
この研究に力を注いだのが
旧尾張藩士の海部壮平・正秀兄弟です。
そのため、名古屋コーチンの養鶏のことを
「サムライ養鶏」と呼ばれています。
名古屋コーチンは一般のブロイラーに比べ、
約3倍の飼料と2倍の飼育期間をかけて
大自然の中で育てられています。
そのため、筋肉にほど良い脂肪があり、
アミノ酸の豊富なコクのある味わいとなるのだそうです。

名古屋城の屋根の上に雄雌一対のしゃちほこが乗っています。
威厳を誇示するため、美観のため、
しゃちほこは火除けの守り神であるため、等いくつかの説があります。
他にも安土城、大阪城、江戸城、駿府城等にも
金のしゃちほこがありましたが、
これらは破壊されたり火災に遭うなどしてなくなり、
江戸中期以降は名古屋城のものだけになりました。
シャチは伝説上の生き物で、実在のシャチとは別の物です。
インドに「マカラ」と呼ばれる空想上の動物がいますが、それを元に
考えられた生物ではないかという説もあるようです。

お茶は平安時代の初期に中国から伝わりました。
静岡はその気候や地勢、流通の利便性から
お茶作りに適していたようです。
毎年、4月の中〜下旬から5月頃の間に茶摘が始まります。
摘み取られる茶葉は一芯ニ葉、
浮き葉と呼ばれる下の葉を摘み取ってしまわないように、
茎をあまり長くしないように優しく摘み取ります。
茶摘は主に女性がしますが、
香りがお茶の葉に移らないように、
お化粧やマニキュアも禁止のところがほとんどのようです。
うなぎ みかん 伊豆の踊り子
うなぎといえば静岡を思い出しますが、
意外なことに静岡のうなぎの生産量は全国では第3位だそうです。
そのほとんどが養殖されたもので、
養殖は明治33年(1900年)に始まりました。
うなぎは良質なたんぱく質や、カルシウム、
ビタミンなどが豊富に含まれており、昔から特に「目に良い」、
「夏バテに効く」等と言われています。
さらに、DHAも含まれており、
ガンの抑制効果や抗アレルギー作用
等もあるという大変優れた食品なのです。

日本にはじめてみかんが来たのは、約1200年前頃と言われ、
日本書紀に「不老長寿の果物として、
中国より持ちかえったのが橘」と書かれており、
この橘がみかんの木の原型なのだそうです。
みかんの原産地は約3000万年前のインド、タイ
、ミャンマーあたりだとされています。
静岡でのみかん栽培は江戸時代末期に始まったとされています。
明治時代から本格的な栽培を始め、昭和10年頃から
昭和40年代の前半にかけては全国1位の生産量になりました。
川端康成の出世作である「伊豆の踊り子」
お話は天城峠から始まり、旅芸人の踊り子とエリート学生の束の間の淡い恋物語です。
今までに何回も映画化され、田中絹代、吉永さゆり、美空ひばり、
内藤洋子、山口百恵等の人気女優が主役の踊り子を勤めてきました。

さるぼぼ 赤かぶら えび
飛騨の郷土玩具であるさるぼぼ。
「さるぼぼ」とはさるの赤ちゃんという意味だそうです。
室町時代から始まり、
元々は子供のおもちゃとして各家庭で作られていたようですが、
時と共にお守りとしての役目も果たすようになってきました。
赤は疫病などから身を守るとされる色のため魔除けとして、
そして災いがサル、良縁、子縁に恵まれる(猿を「エン」と読むため)、
安産のお守り(猿のお産が軽いため)など、いろいろな御利益があるとされるようになりました。
高原野菜の豊富な飛騨・高山ですが、
中でも赤かぶらのお漬物はとてもおいしいと評判です。
赤かぶらは夏に種まきし、11月頃に収穫されます。
寒さに強いことからこの地では江戸時代から栽培されていたそうです。
伊勢のえび参照。
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