さくらんぼ 花笠音頭 りんご
さくらんぼは西アジアが原産と
言われてますが、山形県に伝えられたのは明治9年頃のこと。
アメリカやフランスから輸入した苗木を、
山形市や米沢市などに植樹したのが
はじまりとされています。
「ナポレオン」「南陽」「ジャボレー」「高砂」など
さくらんぼにはいろいろな品種がありますが、
一番有名なのはやはり「佐藤錦」でしょう。
他の品種より粒が大きく、
さわやかな甘さが特徴だそうです。
山形県さくらんぼ生産量は、もちろん
国内で第1位となっています。
「花笠踊り」で歌われる「花笠音頭」は、
別名「花笠踊り唄」とも呼ばれています。
元唄となっているのは、明治・大正の頃
山形県村山地方で歌われていた「土突き唄」で
この唄は、大正中期に尾花沢郊外の
かんがい用溜め池工事の、土突き作業をする
時に調子を合わせるため歌われた作業歌に
船方節や八木節などが組み合わされて、
新しくなった土突き歌が「花笠音頭」だと
されていますが、現在のように
民謡化したのは昭和の初期だそうです。
また、「花笠踊り」は、当初は菅笠に
紅色に染めた紙を結びつけ花笠を作り、
これを振ったり回したりして景気をつけたのが
始まりということです
日本のりんご収穫量の約5割を占めるのが青森県です。
品種では、「ふじ」がその半数を占め、他には
「つがる」、「王林」、「ジョナゴールド」などが
あります。
青森県のりんごの歴史は明治8年頃から
始まったそうです。
岩木山麓の岩木町から弘前市石川までの
約20Kmは「アップルロード」と呼ばれる
りんご輸送基幹道路となっており、素晴らしい
景観となっているそうです
奥の細道 ねぶた祭 こけし
俳人松尾芭蕉(1644〜1694)と
その門人の曾良は、
1689年(元禄2年)3月27日に
江戸深川を出発し、
大垣までの約2400kmを旅しました。
「奥の細道」とは、仙台市岩切付近の
七北田川近くにある東光寺門前近くに
実在した道から採った名前です
ねぶた祭の始まりについては
いろいろな説がありますが、
七夕の灯篭流しの変形だという説が
一番有力なようです。
当時、まだあまり神社や寺と結びつきがなく
「町方の祭り」、つまり「都市祭り」で、
その祭りに登場する練り物が
「ねぶた」と呼ばれる「灯篭」でした。
祭りの最終日には、川などに「ねぶた」を
流していたため「ねぶた流し」と呼ばれて
いましたが、現在では、ねぶたを台船に乗せ海上を運行する「海上運行」に変わりました。
このねぶたに太鼓や笛などの鳴り物入りで
町の中を練り歩き、踊子衆がそれについて
踊ります。
東北地方固有の郷土玩具であるこけし。
その起源については諸説があり、玩具、
おしゃぶり、信仰道具などではないかと
いわれています。
東北の木地師(木地屋)が、こけしを
作り始めたのは、湯治場の土産品としてで
江戸時代中期以降と
いわれています。本格的に作られ始めたのは
一般庶民の湯治が多くなりはじめた明治時代
からだそうです。こけしには、産地、師弟関係、
表現様式などによって多くの系統に分けられており、
それぞれの独自の模様や形態を継承して、現在も製作されています。
赤べこ なまはげ 鹿踊り(ししおどり)
会津の郷土玩具です。
「べこ」とは会津の方言で「牛」のことです。
赤は仏教で力の象徴であるところから、
玩具であると同時に厄除けのお守りと
されてきました。
伝説によると、大同2年(およそ1200年前)に
時の名僧:徳一大師が会津柳津に虚空蔵堂を
建立される際、とてもよく働いた赤牛がおり、
寺院完成の夜、突然、石化し、その後、
寺院前で永く御仏のお供を願ったという事です。

さらに、当地でその後厄病が大流行した時に、
この赤べこを持っていた人達は、不思議と厄病に
かからなかったということから厄除けのお守りと
されるようになりました
秋田県男鹿地方に伝わる伝統文化です。
鬼のような形相の仮面を付け、わらで作られた
「ケデ」と呼ばれる装束をまとい、
手足にもわらで作られたはぼきというものを
装着してます。
手には桶と包丁と御幣棒を持っています。
桶は酒を入れて、山に持ちかえるため、包丁は
怠け者を脅かすため、
御幣棒は悪霊を祓うためと言われています。
毎年大晦日にだけ山から降りることを許された
なまはげは、主に、赤鬼と青鬼の
2匹が1組となって民家を回ります。
岩手県に伝わる民族芸能です。
この鹿踊りには大きく分けて「幕踊り系」と「太鼓
踊り系」の2種類に分けられ、主に江刺地方に
伝わる「太鼓踊り系」は
「ささら」と呼ばれる長い腰指しを差して、
締め太鼓を打ち鳴らしながら、念仏調の踊り歌に
合わせて舞うもので、鹿面が大きめ。
「幕踊り系」とは、県北地方に多く、
「太鼓踊り系」とは逆に鹿面が小さめで、
両手に幕を下げ、
別に笛や太鼓の調子が付いてます。
両方共、起源は奈良の春日大社の神事に由来
していると言われています。
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